備忘録第2回は「アートワーク」
前回ナイゲンと共通なのは、公演のテーマカラーを決めること。
ナイゲンは青×白でしたが、今回は黄色×白黒でしたね。
1.フライヤー
まず一番最初に出来上がったのがコチラのフライヤーデザイン。
アガリスクのフライヤーではお馴染みモモナこと蒔田(旧姓:清水)桃菜が作成。
タイムマシンにもなったビニールテープと時計を掛け合わせたデザイン。
斜め使いのラインに
時を
かける
稽古場
の三行タイトル。
ここを起点にその他のアートワークが動き出しました。
2.特設サイト
特設サイトはこちらもアガリスク特設サイトではお馴染みミズキこと西川瑞己が作成。
各メニューの項目にマウスのポインタを合わせると、その部分が黄色のビニールテープで囲われるというオシャレ仕様!
(上図では「設定資料」の項目の上にポインタを合わせている)
そして特設サイトの背景画には稽古場と思われる絵の上に黄色と黒の直線が何本も引かれています。
これが後ほど舞台美術へと繋がっていきます。
(よく見たい方は特設サイトへ!)
3.舞台美術
そして特設サイトに引かれていた何本もの線、これがまず舞台美術として立体的になります。
舞台美術は今回アガリスクでは初めましての本橋龍さん。
稽古場の外枠にはイメージカラーの黄色、そして今作のキーアイテムであるビニールテープで模様が描かれており、特設サイトの背景画が立体的に表現されています。
4.オープニングムービー
最後にオープニングムービーがコチラ。
映像はこれまたアガリスクではお馴染みピエール。
音楽はこちらもお馴染みてっちゃんこと三濱徹也。
モモナデザインのビニテが、ミズキのアイディアである縁取りデザインの形でアニメーションとして動いています。
ビニテがクルクルーっと回るのも細かく作ってありますね。
最初にメインカラーを決めた後に、各セクションのクリエイター達が膨らませて形にしていった。それが上手くいった素晴らしいアートワークでした。
各担当者さま、おつかれさまでした。そしてありがとうございました。
P.S.
オープニングのムービーには色々な秘密があります。
1.タイムスリップ作品を連想させる曲調3曲
2.タイムスリップ作品を連想させるアニメーション4作
3.一瞬だけ映るネコ型ロボット
全て見つけられましたか?